台風対策にはコレ!必ず備えておきたい最低限の防災グッズ8選

毎年、夏から秋にかけてやってくる「台風」。
近年の台風は大雨や暴風を伴うものが増えていて、日本列島に大きな被害をもたらしています。

台風は、天気予報でどれくらいの時期に来て、どれくらいの勢力・威力なのかを事前に把握できる自然災害なので、地震などの予測が難しいものに比べると比較的、対応しやすい自然災害です。

しかし、いくら把握や予測がしやすいといっても対策を知らなければ多大な被害を受けることになってしまいます。
そのため、この記事では台風から身を守るために備えておきたい超最低限の防災グッズを紹介していきます。
いつ、台風が来ても大丈夫なように早めに備えておきましょう!

超最低限の防災グッズ8選!

1.土のう

土のうは家の中の浸水を防ぐための防災グッズです。
大雨を伴う台風の場合、川の氾濫や道路の冠水などの影響で家の中まで水が入ってきてしまう場合があります。

家が浸水してしまうと台風が過ぎた後の片付けが面倒になるだけでなく、避難生活を余儀なくされることもあります。

少しでも浸水を防ぐためにも「土のう」を用意して、被害を最小限に抑えましょう。玄関前や勝手口などに土のうを積んで浸水を防いだり、トイレやお風呂の排水口に土のうを積んでおくと「汚水の逆流」を防げますよ。

ただ、土のうは積むのにコツが必要で、うまく積めないとなかなか高い効果を発揮してくれないので、少し使いにくいかもしれません。

2.吸水ポリマー性の土のう

一般家庭で土のうを用意するのはなかなか大変なことですよね。そんな時には、吸水ポリマー性の土のうが便利です。

吸水ポリマー性の土のうは、最初はダンボールのような薄さで重さも100〜200gほどとコンパクトですが、水を吸収すると膨らみ10〜15kgと重くなり、土のうの役割を果たしてくれます。

使用後は干せば、最初のサイズに戻るので使用しないときはスペースを取らずに保管できちゃうので便利ですよ!

3.止水板

土のうと同じように浸水を防いでくれる防災グッズです。

止水板は、その名前の通り、浸水を防ぐのに特化している防災グッズで、一般の人が土のうを積んで浸水を防ぐよりも簡単に浸水を防止してくれます!

駅やマンション、ビル前に置く業務用の止水板だけでなく、家庭用の止水板もあるので準備してみてくださいね。

また、家が低いところに位置している場合は浸水しやすいので、止水板はかなり役立ってくれることでしょう!

4.ダンボール・ゴミ袋

台風の接近が分かり、対策をしようとお店に行っても土のうや止水板が完売になってしまったり、限られた量しか準備できず、対策には不十分なんてこともあります。

そんな時には、ダンボールやゴミ袋が役に立ってくれますよ。
土のうが準備できないときや足りない時にはゴミ袋に水を入れて水のうを作ったり、水のうを複数作りダンボール箱に入れて玄関前に置けば土のう代わりとしても使えちゃいます。

トイレや排水口にも水のうを置けば逆流防止にも繋がりますよ。

水のうの作り方は、ゴミ袋を2重にして水を入れ、空気を抜きゴミ袋の口を縛れば完成です。
誰でも簡単に作れちゃうので、土のうが準備できない時やうまく積めないときなどにピッタリです。

5.ガラス飛散防止フィルム

台風の暴風や大雨によって飛んできたものが窓ガラスに当たって割れてしまっても、ガラスの飛散を防いでくれる防災グッズが「ガラス飛散防止フィルム」。

大雨や暴風を伴う大型台風の時に、ちゃんと固定しておかなかった物が風によって舞い上がり、窓ガラスや家を傷つけてしまったり割ったりしてしまう危険性があります。

台風の風によって飛来した物が窓ガラスに当たって割れると、室内の床に割れた破片が散乱したり、割れた破片を踏んで怪我をするリスクがあるので、ガラス飛散防止対策は必ず講じておきましょう。

フィルムを貼るだけで簡単に対策できる防災グッズなので、台風がくると分かった時には対策を講じておくことが大切です。

6.ブルーシート

台風の大雨や強風で家の外壁が壊れてしまったり、屋根の瓦が飛んで雨漏りしたり、窓ガラスが割れた場合に役立ってくれるのが「ブルーシート」です。
ブルーシートがあれば、破損箇所を覆って被害を抑えることができます。

例えば、屋根の瓦が飛んでしまったら屋根をブルーシートで覆ってしまえば家の中に雨が入るのを防げたり、割れた窓ガラスを覆って保護することもできちゃいます。

ブルーシートがあれば、いろいろな使い方ができるので家に1枚は用意しておきましょう。
また、ブルーシートがない場合や災害でブルーシートが売り切れになってしまった場合には、レジャーシートで代用することも可能ですよ!

7.脱出ハンマー

車の中に閉じ込められてしまったときに役立つ防災グッズが「脱出ハンマー」です。
台風の大雨の影響で、冠水した道路に入ってしまったり、氾濫した川の中に入ってしまい立ち往生してしまうと、水圧で車のドアが開かなくなったり電気系統が浸水してパワーウィンドウが作動しなくなり、車の中に閉じ込められてしまいます。

そんなときに役立つのが「脱出ハンマー」です!車の窓ガラスは一般的な窓ガラスよりも割れにくく、素手ではとても割ることはできません。緊急用の脱出ハンマーを車に備えておくことで万が一のときに脱出できるので、車に積んでおきましょう!

8.レインウェア

雨から身を守ってくれるレインウェアは雨の中の避難のときに必須アイテムです。

雨の中、避難しなければいけないときに、服だけで移動すると雨に濡れて体力と体温が奪われるだけでなく、濡れたことによる不快感、避難先で服が乾かず風邪や体調不調を引き起こすリスクがあるため、避難時には雨から身を守るレインウェアを着て避難するようにしましょう。

また、レインウェアには強風で飛んできた物に当たってしまってもダメージを軽減できるというメリットもあり、もともと体力の少ない高齢者や小さい子どもにも有効です!

ただ、レインウェアを用意する際には、必ず上下分かれたものを選ぶようにしましょう。

ワンピースタイプのものだと顔や手足が出やすくビショビショになったり、身体にフィットせず動きにくかったり、レインコートの裾がガレキなどに引っかかって怪我をする恐れもあります。必ず、上下別のレインウェアを用意しましょう。

台風にしっかり備えて、台風シーズンを乗り切ろう!

台風の被害は収まることなく、今後も大きな被害を出すことが予想されます。危険な台風が来ると分かってから慌てて準備をしても、目的の物が完売していたり品薄状態になっていることも少なくありません。

台風シーズンに入る前に万が一を考えて、事前に購入したり点検などをして台風が来ても大丈夫なように準備しておきましょう。

必要最低限の台風の防災グッズは、ホームセンターで簡単に手に入れられるものばかりなので、早めの購入と備えで万全の体制で台風シーズンを乗り切りましょう!

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